秋田高専では6月10日に「太陽は何色?」と題し、北秋田市立阿仁中学校においてMicrosoft Teams(ウェブ会議システム)を利用したオンライン科学実験を実施しました。
本校では昨年度より、地域社会の発展に寄与するとともに、遠隔地の中学生に科学の楽しさ・面白さを体験してもらい「科学する心」を育てることを目的に、一般教科自然科学系の上田学准教授を中心として遠隔科学実験を企画・実施しています。
当日は、秋田高専から物質・生物系西野智路准教授がオンライン形式で実験に関わるミニ講義やクイズを配信したほか、阿仁中学校では照明を落とし暗くした教室の中で、21名の生徒が実験を行いました。
実験では、秋田高専から阿仁中学校へ持参した実験器具を使って、阿仁中学校の生徒が実際に夕焼けや青空を作り出す実験を行い、光の散乱現象について理解を深めていきました。
阿仁中学校の生徒からは、「空の色が青や夕焼けが赤くなる理由を知ることができたので、すごくおもしろかったです」「知っていそうで知らなかったことを学べて、とても勉強になりました」といった感想が寄せられました。
秋田高専では今後も、県内の遠隔地域にある中学校へ「オンライン授業」をサポートする交流事業を行っていく予定です。
写真1. 秋田高専から配信する様子 |
写真2. 阿仁中学校で授業を受ける様子 |