桜のつぼみも膨らみ開花を待つばかりの秋田です。
昨年、創立60周年を記念して学生会と共催して地元のご来賓の皆さまとともに植樹したナナカマドも、一冬をこして新芽が芽吹こうとしております。
日差しが日々暖かくなり、日が長くなってくるのを感じ取るのでしょうか。自然は示し合わせたかのように一斉に春の活動を見せるようになります。
秋田高専も新入生を迎えて、今までの準備と蓄積を土台として、今年度をスタートさせました。
皆さまいかがお過ごしでしょうか。
秋田高専のホームページにようこそ。
秋田高専の校長の高橋です。
学校ですから、毎年毎年、4月の新入生の受け入れから、3月の卒業生の送り出しまで、このサイクルを間違いなく繰り返していくことに大きな意味があります。教職員にとっては毎年のことであっても、学生にとっては一度しかないかけがえのない1年であり1日だからです。
一つ一つをおろそかにしないで、今年度も進めていきたいと思います。
「自立 挑戦 創造」を教育の基本として掲げる秋田高専ですから、このことは学生諸君には繰り返し説明していく必要があります。
朝起きて学校に元気に出てくること。「おはようございます。」という清々しい挨拶から一日を始めること。まずはこんなことから自立の第一歩が始まります。
秋田高専では、昨年度から放課後に「自学自習の時間」をはじめました。当番の教員が対応しますが、あくまでも自分で勉強する習慣を身につけてもらいたいがための「自学自習の時間」です。
高専はカリキュラムが高校とは異なっているので、特に高専での勉強の一番の基礎となる数学については、高専のカリキュラムに準拠した教材を取り入れることが必要です。学生が自由に使えるためにスマホなどのオンラインで自学自習できる形でなければなりません。昨年度の後半から準備をしていたのですが、今年度から一年生に試験的に導入して、教材のブラッシュアップと必要なサポート体制を組んで進めていくことにしています。
昨年度から取り組んでいる風力発電を中心とした専攻も、今年度からスタートします。
まずはガイダンスからですが、夏休みには秋田大学をはじめとした地元の大学等との合同ワークショップの計画もあります。
特に重視している海外との交流を通じたグローバルエンジニアの育成の関係ですが、今年度早々に朗報がありました。昨年度の英語プレゼンテーションコンテストで優秀な成績をおさめた3名の学生が、夏休みにタイ高専との交流事業に招待されてタイに行ってくることになりました。
本校のホームページは、昨年度に、より手軽に、より見やすくの観点から模様替えを行いました。
今年度もホームページを中心として、動画なども組み込んで本校の活動をご報告ご紹介していまいります。
どうかよろしくお願いいたします。