7月9日、本校会議室Aにて「令和7年度 高専生と語る会」を開催しました。これは、秋田臨港警察地区少年保護育成会委員会が主催し、秋田高専、秋田中央高校、金足農業高校が輪番で参加する意見交換会です。世代間の価値観を共有し、率直な意見を交わすことを目的としています。
 当日は、本校の教員と学生に加え、少年保護育成会委員の皆様、秋田大学の学生サポーター、臨港警察署関係者の方々にご出席いただきました。
 懇談会では、「最近気になるニュース」をテーマに活発な議論が行われ、学生からは、将来の年金制度や国際情勢、米価高騰、自転車ヘルメット着用義務化と通学路の安全、ChatGPTの可能性、気候変動と日本の四季、そして親との価値観の違いなど、多岐にわたる質問や懸念が寄せられました。また、留学生からは「日本人から外国人(留学生や観光客)がどう見られているか」や「自国の頭脳流出問題」といった視点も共有されました。
 これらの意見に対し、参加者の皆様からは温かい助言や共感の言葉が寄せられ、学生たちも気づきを得た様子でした。特に、親との関係については「それは成長の証」「感謝の気持ちを挨拶で伝えれば関係は良くなる」といった示唆に富むアドバイスがあり、大学生サポーターの具体的な経験談も学生にとって参考になったようです。