去る8月21日~22日、秋田高専を会場に、第27回東北地区国立高等専門学校技術職員研修が開催されました。
 この研修は、東北地区の国立高専に勤務する技術職員が、職務遂行に必要な知識や技術等を習得し資質の向上を図ることを目的に毎年開催されています。27回目の開催となる今回は、本校が主幹校を務め、23名が参加しました。
 研修は、受講者による技術発表及び討議、本校校長補佐(コンパス担当)葛西准教授による風力発電人材育成の取り組みの紹介、大森建設株式会社様のご協力による風の松原風力発電所見学など、多岐にわたる内容で行われました。
 また研修2日目には、長岡技術科学大学名誉教授大石潔氏を講師にお招きし、「外乱オブザーバとモーションコントロールへの応用」と題して特別講演が行われました。講演後は活発な質疑応答があり、講演内容の関心の高さがうかがえました。
 研修全体を通じて受講者間の交流が深まったほか、実地見学や講演を通じて知見を深める貴重な機会となり、大変有意義な研修となりました。

開講式
技術発表・討議
風力発電人材育成の取り組みの紹介
風の松原風力発電所見学
特別講演(講師 : 長岡技術科学大学 名誉教授 大石 潔 氏)
特別講演の様子