令和7年8月7日(木)、秋田市・向浜埠頭にて、深田サルベージ建設株式会社様のご好意により、調査船「POSEIDON-1」の見学会がありました。本校からは教職員と学生の12名が参加しました。本見学会は、本校が拠点校として参画している高専機構COMPASS5.0事業・再生可能エネルギー(風力)分野での産学連携の一環として行われたものです。
 当日は、調査船の概要や地盤調査の仕組みについてご説明いただいた後、ブリッジにて操縦方法等、運航関係の説明を受けました。
 船内の居住区間では、プライバシーが守られた船室や、水資源を大切にするための洗濯の工夫など、誰もが気持ちよく働けるよう配慮された、快適な生活環境が整っている様子を見学しました。
 メインデッキやメザニアンデッキでは、各種調査機器について詳しく説明いただきました。水平に置かれている長いドリルを垂直に設置する工夫など、現場だからこそ分かる技術に触れることができました。
 洋上風力発電といえば風車に注目が集まりがちですが、今回の見学を通じて、調査船の役割を実感することができ、非常に充実した見学会となりました。このような貴重な機会を提供してくださった深田サルベージ建設株式会社の皆様に、心より感謝申し上げます。

学生の感想 :
・見学を通して調査船や特殊な船の内部構造を知ることができ、新たな発見をすることができた。
・洋上風力の発展を実現させるためには、やはり、海の上での活動がよりやりやすくする必要があり、そのことを今回の調査船見学で理解することができました。
・掘削機の迫力や何週間も船の中にいても飽きない工夫など、様々なところで「ふむふむ」と思いながら見ることができて、面白かったです。
・船員さんたちの印象もとても良くてワンチームを感じられました!