このたび、本校名誉教授 伊藤 惇先生が、長年にわたる高等専門学校教育への多大なるご貢献により、令和7年秋の叙勲において「瑞宝小綬章」を受章されました。
関係者一同、心よりお祝い申し上げます。
伊藤先生は、1971年3月に秋田工業高等専門学校に着任され、1964年創立の機械工学科において、その礎を築いてこられました。
ご専門である流体工学の分野において研究活動を積極的に展開され、キャビテーションを伴う流体機械の特性評価、キャビテーションを伴う翼や翼列について2次元および3次元理論に基づいた特性研究に従事されてきました。その他、数値計算法やプログラミング教育にも力を注がれ、多数の書籍を出版されております。
また、教務主事、機械工学科長などの要職を歴任され、教育・研究のみならず学校運営の面でも多大な功績を残されました。
このたびの受章は、まさに先生の長年のご尽力に対する栄誉ある表彰であり、深く敬意を表する次第です。
ここに謹んでご報告申し上げますとともに、心よりお祝い申し上げます。
