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4月に着任した校長の坂下です。
高専(高等専門学校)は、昭和36年度に制度化され、令和4年(2022年)に制度創設60周年を迎えた歴史ある高等教育機関です。秋田高専は、国立の工業高等専門学校として、昭和39年に設立され、創立以来、地元の方々の協力も得ながら、充実した施設・設備を整えるとともに、今日まで多くの優れた人材を輩出してきました。
高専は、中学校卒業後の15歳から入学できる5年制の高等教育機関であり、社会が必要とする技術者を育成するため、実験・実習を重視した専門教育を早期の段階から行うことにより、卒業時には大学と同程度以上の知識・技術が身に付けられるカリキュラムが特長です。また、全ての国立高専には、5年間の本科卒業後、より高度な教育を受けることができる2年間の専攻科が設置されています。
高専本科を卒業した学生は、就職・大学編入・専攻科進学を選ぶことができます。
昨年度、秋田高専の卒業生は、約3分の2が就職、約3分の1が進学の道を選びました。
就職する際の企業からの求人倍率は平均10倍以上。進学については、地元の秋田大学や秋田県立大学はもとより、東北大学、北海道大学、長岡技術科学大学、豊橋技術科学大学、電気通信大学など、全国の国公私立大学への実績があります。
高専(KOSEN)は、今、国内外から期待と注目を集めています。
経済産業省の報告によれば、2040年には、事務職の余剰が生じる一方で、理工・デジタル系の専門的・技術的職業や生産工程の現場で働く人材が、数百万人不足すると予測されています。日経ビジネス2026年3月16日号では、「今こそ高専」と題した特集が組まれました。高専卒業生には、企業からも公的機関からも大学からも、大きな期待が寄せられています。
また、高専独自の5年一貫教育は、我が国の経済発展を支えた日本発の教育システムですが、アジア・アフリカなど、今後さらに成長発展する国々からも注目され、高く評価されています。モンゴル、タイ、ベトナムに続いて、昨年には、エジプトにも高専(KOSEN)が開校しました。日本語の「高専」は、そのまま「KOSEN」として世界に通用するようになっているのです。
秋田高専では、グローバルエンジニアを育成するための英語教育や海外研修に力を入れています。低学年ではコミュニケーションを重視した授業、高学年ではTOEIC対策を重視した授業を行い、全国高専4年生の平均386点(2023年実績)に対し、本校4年生は481.65点という高いTOEIC®平均スコアを記録しています。
https://www.akita-nct.ac.jp/2025111202-2/
また、希望する学生には、在学中に海外に行ける機会を用意しています。
さらに、風力発電が盛んな秋田県の特色を生かし、再生可能エネルギーの学習を通じて、学生と企業が一緒に地域課題やエネルギー問題を考える「風力発電専攻ゼミ」を、令和7年度から始動しました。
実際の風車見学をはじめ、関連企業や施設の視察、他大学・高専の学生との交流など、教室を飛び出して学ぶ実践的なプログラムで、企業訪問等での体験や、地域での活動を通じて、学生の主体的な学びを重視しています。
https://www.akita-nct.ac.jp/2025040902-2/
秋田高専には寮があり、県北・県南はもとより、全国から学生が集まっています。現在、秋田高専では、約4分の1が県外の学生となっています。
女子寮は、令和4年度に改装されたばかりで、きれいな施設です。
風力ゼミの活動状況については、来月以降、詳しくお知らせします。
今、秋田高専の風に乗れ!
みなさんも、風の力を学びの力に変えて、新たな一歩を踏み出してみませんか?

