この度、10月25日(土)、26日(日)の2日間にわたり、「~Brightness~」をテーマに掲げた第51回高専祭を開催しました。
多くの中学生や保護者の皆様、そして地域の皆様にご来場いただき、心より御礼申し上げます。学生たちが情熱をもって準備し、運営したこの高専祭は、まさにテーマの通り、活気と笑顔に満ちた輝かしいイベントとなりました。学生たちの努力はもちろんのこと、開催にあたりご支援いただきました協賛企業の皆様にも、この場をお借りして厚く御礼申し上げます。
ここからは、今年の高専祭を彩った各企画の中から、特にお写真と共にご紹介したいハイライトをレポートします。
1. 活気と笑顔が弾ける!学生たちのアイデアが光る模擬店エリア

キャンパス内の北エリアと南エリアに展開された模擬店エリアは、まさに「食の祭典」として大いに賑わいました。学生たちが企画・運営した模擬店では、たこ焼き、唐揚げ、フランクフルト、焼きそばといった定番のお祭りメニューに加え、大学芋やチュロス、焼きマシュマロなど、学生たちの工夫が光る様々な食べ物を提供しました。部活動ごとに協力し、来場者の皆様に美味しい笑顔を届けている様子は、見ているこちらも元気をもらえるほどエネルギッシュでした。
2. クラスの個性が際立つ、創造性豊かな展示の数々

キャンパスの各所に散りばめられたクラス展示は、今年も来場者の皆様の注目を集めました。学生たちは、クラスで団結し、日頃の学びや創造性を活かした様々なアイデアを形にしました。会場では、来場された方が参加して楽しめる体験型のアトラクションやゲーム が数多く登場し、大きな歓声が上がっていました。
また、クラス独自のテーマや世界観を表現した工夫を凝らした展示や、来場者の皆様と交流を深めるためのユニークな企画も展開され、多くの方の笑顔を生み出しました。
どの企画も、学生たちが協力して準備を進めてきたチームワークの結晶です。来場者の皆様に最高の思い出を提供しようとする学生たちの情熱と創造力が感じられる、魅力あふれる展示ばかりでした。
3. 日頃の成果を披露!文化系クラブの体験展示

高専ならではの技術力を感じていただける展示も充実していました。電気部による「電子工作展示」では、電子楽器をはじめ、ほとんどの作品に触れることができ、部員による実演も行われました。
来場者も見て、触れて、未来の科学技術にワクワクできる貴重な機会となりました。他にも、写真部による美しい作品の展示や、漫画研究同好会による部員制作の会誌・原画の展示など、文化系の部活動も日頃の活動の成果を生き生きと発表していました。
4. 高専の技術力を体感!迫力のロボコン実演と熱戦のコンテスト

高専祭の大きな見どころの一つが、学生たちの技術力が遺憾なく発揮された企画です。会場では、驚くような面白いロボットたちが目の前で動く、大迫力のロボコン実演が行われ、今年の大会に出場したロボットや過去のロボットも展示されました。
また、空を飛ぶ、飛行ロボコン実演もされ、未来のエンジニアたちの創造力と技術力を感じていただけたことと思います。
5. 歓声に包まれたステージイベントと感動のフィナーレ花火

多彩なステージイベントも高専祭を彩りました。1日目には、個性豊かな部員が集結したダンス同好会のパフォーマンスや、学生バンドによる熱いNITAC LIVE 2025が会場を盛り上げました。
2日目には、秋田高専吹奏楽部による定期演奏会が行われ、地域の団体との合同演奏もあり、素晴らしい音色で来場者を魅了しました。
そして、祭りのフィナーレを飾ったのは、夜に打ち上げられた高専祭花火です。この打ち上げ花火は、学生たちの想いと、地域の皆様への感謝を込めて、秋田の夜空を感動的に彩りました。
高専祭へのご来場、そしてご理解とご協力をいただき、誠にありがとうございました。今回の成功は、学生一人ひとりの「輝き(Brightness)」と、ご支援くださった皆様の温かい心があってこそ実現したものです。
今後とも、秋田高専の教育活動への変わらぬご支援を賜りますようお願い申し上げます。

