さらなる高みを
目指して
進学された先輩方

物質・生物系(2024年3月卒)
(新潟大学 工学部 化学システム工学プログラム 在学中)
現在、大学院進学を目指し、高専で培った知識と技術を活かして粉体の挙動や反応装置のスケールアップなど、化学工学について学んでいます。
秋田高専を選んだ理由は、実験を多く経験できること、そして卒業後の進路の選択肢が広いことに魅力を感じたからです。実際に、さまざまな実験を通じて専門的な知識やスキルを身につけることができました。また、推薦制度を活用して大学への編入も果たしました。
高専生活で特に思い出に残っているのは、5 年生の卒業研究です。実験手法や機器の扱い方だけでなく、研究に対する姿勢も指導していただきました。今でもその教えを基礎に、勉学に励んでいます。
高専は、将来の選択肢を広げる場として非常に魅力的な環境だと感じています。5年間かけて専門分野をじっくり学びなが
ら、自分の進路について考える時間を確保できる点も大きなメリットです。自分の可能性を広げたいと考えている人は、ぜひ高専への進学を検討してみてください。

電気・電子・情報系(2024年3月)
(東北大学 電気情報物理工学科 電気工学コース 在学中)
現在、私は学部3年生で単位修得をしながら大学生活を楽しんでいます。
私が、秋田高専を選んだきっかけは理数系が得意で、部活動も充実しており、自由な校風だったからです。私自身は高専入学当初に興味のある分野というのはありませんでしたが、1年生の頃は全員が同じ学科で2年生から各学科に別れるので、自分にとってどの分野がいいかを時間をかけて考えることができました。
高専生活を通して思い出に残っていることは、高専大会です。高専大会というのは全国の高専のみだけで行われる大会で、私はサッカー部に所属しており、日々それに向けて練習に励み、東北大会を勝ち上がって仲間と共に全国大会に出れたことは1番の思い出です。
私が思う高専の魅力は、進学・就職に強いこと、専門的な知識を学べること、やりたいことができる環境というところだと思います。
まず、進学・就職において、進学では、自分が普通高校から大学へ行く場合に非常に難しい大学でも高専なら行ける可能性が大いにあります。就職においてはみなさんが知っているような企業に誰でも入ることができ、先生方も一人一人サポートして推薦などをしてくださるので進路については何も問題はないと思います。次に、専門的な知識においては、私が今大学生活をしている上で、勉強についていくことに困ったことはなく、むしろ余裕が生まれるくらい高専での知識・経験が活きているので、大学生活への不安も必要ありません。そして、高専では春休みと夏休みがとても長く、自分のやりたいことに挑戦できる時間が多くできると思うのでその期間に遊ぶもよし、勉強するもよしという自由な環境です。
高専は5年間もあり、4年間同じクラスのため、一緒に勉強やレポート、研究をしていく上で仲も深まり、一生の友達もできると思います。私も、今でも連絡を取り合っている友達がいます。在学中の勉強が大変ということを除けば、教育環境、進路、人間関係のどれをとってもいい学校だと思いますのでぜひ高専への入学待っています!

グローバル地域創成工学専攻建設工学コース
(2023年3月修了)
(株式会社日水コン)
私の仕事は、建設コンサルタントという職種の中でも「水」に係る事業(下水、水道、河川等)に特化した建設コンサルタントであり、計画や調査といった業務に携わらせていただいております。
学生の頃の私は進路についてよく悩んでおり、自分に本当に向いている仕事は何なのか?ということを何度も高専の先生方に相談していました。その中で現在の職種・就職先に出会い、日々成長を感じながら働かせてもらっている毎日です。
私が思う人生において重要なことは、何事にも全力で取り組むこと」です。
学生と社会人の大きな違いは「自由」であるかどうかと思います。学ぶも遊ぶも自由です。そして、自由な時間はあっという間に過ぎてしまいます。
そんな貴重で重要な時間をどのように過ごすか。どうせやるなら全力で。こういう考え方も悪くないと思います。
私としては、皆様の学生時代が、中途半端ではなく、学びも遊びも全力で取り組んだ思い出の濃いものとなることを願っています。その結果は後で分かります。。。(私は最高の学生時代でした!)

グローバル地域創生工学専攻 機械工学コース
(2024年3月修了)
(株式会社東北芝浦電子)
現在、株式会社東北芝浦電子FA課に所属し、製造装置の設計・製作に携わっています。専攻科の特別研究では、半導体ウエハの精密加工に関する研究に取り組みました。研究では計画的・継続的に物事を進めることを頑張りました。例えば、最適な加工条件を見つけるために、毎日研究室で実験を行っていました。実験がうまく進まないときは、原因について何度も試行錯誤することもありました。また、学会に参加するときには、講演に関する資料の提出期限が決められるため、実験データのまとめと考察を行いながら発表資料を計画的に準備する必要がありました。このような研究活動を通して計画的・継続的に取り組む基礎を作ることができ、今の業務に直接役立っていることから、頑張って良かったなと思っています。学生時代にこのような濃い経験を積むことができるのは、5、7年間同じ環境で学ぶことのメリットだと思います。高専入学を迷っている方はぜひ検討してみてください!