医薬、化粧品、植物・酵素、新エネルギー材料を生物・化学のチカラで研究開発!

医薬、化粧品、植物・酵素、新エネルギー材料など、生活を支える身近な生物・化学に関する研究・開発がしたい学生が勉強しています。

化粧品に応用できる新しい結晶合成法や、新エネルギー材料の開発など、10億分の1mの領域まで踏み込んだ知識と技術を使い、これまでにない製品の開発から大量生産における課題解決まで、幅広く取り組んでいます。

微生物を利用した医薬品の薬効成分の生産や、食品の味や香りのもとになる成分の分析・合成など、生物や遺伝子の知識と技術を使って、医薬品、食品、医療機器、農業、環境などの分野へ応用すべく取り組んでいます。

【マテリアル・プロセス工学分野】

•分析化学
•無機化学、無機材料化学、物理化学
•有機化学、有機合成化学、高分子化学
•化学工学、反応工学、エネルギープロセス工学 etc.

【バイオ・アグリ工学分野】

•生物化学、分子生物学、生物有機化学
•発酵醸造学、生物化学工学、環境材料工学
•天然物化学、アグリサイエンス、バイオ工学 etc.

【実験・実習】

(2年) 総合化学実験、分析化学実験
(3年) 有機化学実験、生物工学実験
(4年) エンジニアリング化学実験(物理化学)
    プロセスデザイン実験(化学工学)

研究風景

物質・生物系4年生の場合

各学年で学生実験があるよ!

先端の素材から材料まで幅広く
勉強します!

4年生からは配属先の研究室で
研究を始めるよ

質問がてら、先生の研究室に遊
び?にいったりすることも

私たちの生活を支えている医薬品や化粧品、化学品、食品、電子材料、石油、エネルギーなど、生物・化学が関係する幅広い分野で、技術者や研究者となって活躍します。

【幅広い就職先(一例)】
◆化学分野⇒花王、旭化成、関東化学、三井化学、三菱ガス化学、日東電工、東邦化学工業、日本乳化剤、タマポリ
◆食品分野⇒サントリー、森永乳業、三菱商事ライフサイエンス

◆医薬品・化粧品・色材⇒アルフレッサファインケミカル、ニプロ、第一三共、シミックCMO、大日精化工業、D I C、インターフェイス
◆エネルギー・石油⇒ENEOS、丸善石油化学、コスモ石油
◆無機・エレクトロニクス⇒住友金属鉱山、田中貴金属工業、東電化工業、半導体エネルギー研究所、東北エプソン
◆プラント⇒千代田エクスワンエンジニアリング 
※卒業生は、製造職、生産技術職、品質管理(分析)職、研究・開発職などの仕事に就き、活躍しています。

【進学(大学3年次への編入学)】
東京農工大学、電気通信大学、千葉大学、新潟大学、東北大学、金沢大学、群馬大学、長岡技術科学大学、豊橋技術科学大学、秋田大学、専攻科など
※進学後は、大学院の修士課程に進んだのちに、企業へ就職するほか、博士課程に進学する学生もいます。

物質・生物系 マテリアル・プロセス工学コース
准教授 博士(工学) 野中利瀬弘 

 地域資源の活用をメインテーマとしています。
 スマホなどの様々な身近な製品は、使用目的を果たした後、廃棄物となります。この中には、日本国内では取れない貴重な金属が多く含まれています。我々の研究室では、化学反応を利用し、この中に含まれている様々な成分の中から、有用な金属を効率よく分離・回収するためのリサイクルプロセスの開発を行っています。
 ちなみに、最近のトピックスは、「温泉」です。通常廃棄されている温泉の泥には、一枚一枚剥がれるミルフィーユのような層状の鉱物(マイカ)が、1/3000ミリメートル以下のレベルで含まれています。ファンデーションや泥パックなどの化粧品にも活用されている、この小さな鉱物たちを分析し、秋田の地域資源の一つとして再活用するためのプロセスの研究に、一緒に取り組んでみませんか?

物質・生物系のオリジナルサイトへ