みんなが安心して生活できるような都市を創ろう!

土木・建築系では、橋、道路、鉄道、公園などの建設や、都市の計画、建築物の設計の仕事をしたいと考えている学生が勉強しています。

みんなが安心して生活できる都市を造るためには、建物や都市のデザイン、橋やトンネルの整備、津波や地震による被害防止、自然環境の保持、室内を快適に保つ室内環境など、建築・土木の分野にかかわらず多くの事を学ぶ必要があります。土木・建築系では、4年生で空間デザインコース、国土防災システムコースに分かれますが、どちらのコースも土木・建築どちらの分野に偏ることなく、全体をバランス良く学べるカリキュラムとなっています。

土木分野

  • 都市計画
  • 計画数理
  • 交通システム工学
  • 基礎水理学、水理学、応用水理学
  • 上下水道工学
  • 河川防災工学
  • 土質力学、地盤工学
  • 防災地盤工学
  • 環境材料工学
  • 環境アセスメント
  • 都市環境工学
  • 生態工学

建築分野

  • 建築デザイン演習Ⅰ~Ⅴ
  • 空間デザイン演習Ⅰ~Ⅲ
  • 建築計画Ⅰ・Ⅱ
  • 建築史
  • 建築環境工学
  • 建設設備
  • 建設法規

土木・建築共通

  • 建設材料学
  • 基礎構造力学、構造力学
  • コンクリート構造学
  • 鉄筋コンクリート工学
  • 鋼構造学
  • 土木構造設計
  • 建設施工
  • 耐震工学
  • 橋梁保全工学
  • 土木・建築系実験実習Ⅰ・Ⅱ

  • 基礎測量学
  • 測量実習Ⅰ・Ⅱ
  • 測量学Ⅰ・Ⅱ

実験・実習

土地や地形を測る「測量」実習では最先端のドローン操縦やICT建設機械の自動操縦も体験するよ!その他にも座学で勉強した「水の力」「水質」「コンクリートや地盤の強さ」を実験でより深く理解するんだ。

設計・製図

最初は手書きでしっかりとした線を引くことからはじめ、CADや3Dモデルを使った本格的な建築デザインができるようになるよ!

卒業研究

下水処理水を活用した酒米作りから、建築物の設計やまちづくりまで、「幅広く」「深い」研究に取り組んでいるよ!

研究風景(フォトギャラリー)

5年生では選択授業があるので自分のやりたい分野に取り組めます。

3年生までは実習形式で5年生では
測量の理論や実習ではできない測量方法を学びます。

建物の設計だけではなく、交通、まちづくり、施設整備など
都市の設計についても学びます。

授業がたくさんある中で設計課題に取り組むのは大変ですが、
完成した時は毎回達成感があります。

授業がたくさんある中で設計課題に取り組むのは大変ですが、完成した時は毎回達成感があります。

土木・建築系は、土木系、建築系双方の資格が取得可能な全国の大学、高専の中でも非常にユニークな特長を持つ系です。
 そのため、卒業後に建築・土木どちらの分野に進むことが可能です。
 就職先には、建設会社、公務員、土木設計、建築設計、鉄道、電力、高速道路、建築設備、住宅・不動産、測量・環境アセスメントなど多様な業種があります。
 建設全般に関わる幅広い分野に就職・進学できるため、景気や社会動向の変化に影響を受けにくく、学生本人の希望に沿った就職・進学が可能です。

◆こんな事が可能です
◉土木系の設計の仕事をしていたが、途中で建築の設計部署に移り一級建築士を受験し、資格を取得した。
◉建築士を目指していたが、在学途中で防災に興味を持ち、土木分野の業務を専門とする公務員になった。

◆取得可能な資格
●一級建築士…卒業年に受験資格。合格前後で実務経験4年が必要
●二級建築士…卒業年に受験資格。合格と同年に免許登録可能
●技術士…7年を超える実務経験、または技術士補として指導技術士の下で4年を超える実務経験により受験資格
●技術士補…在学中に受験可能
●測量士…測量士補として3年以上の実務経験後取得
●測量士補…卒業後に申請により取得
●一級土木施工管理技士…在学中に受験可能(第1次検定)
※他に実務経験・第2次検定合格が必要です。土木以外(建築・造園・電気工事・管工事・電気通信工事)の各種施工管理技士についても同様です。

※記載されている全ての資格は、国土防災システムコース、空間デザインコースいずれのコースに進んでも取得可能です。

土木・建築系 空間デザインコース 一級建築士
教授 博士(工学) 井上  誠 

芸術工学(デザイン)を学び、一級建築士として実務経験のある教員が指導します。

研究目的建築設計とまちづくりを通じての社会貢献を研究の目的としています。
研究対象建築物や公園緑地のデザイン、キャンパスや地域の計画、及びそれらに関する方法や物事を研究対象としています。
特徴建物室内から建物、敷地、周辺地域、都市に至る生活環境を一体として利用者のための計画設計を行います。
研究事例土崎港曳山まつりの山車位置がリアルタイムに分かるウェブマップ「ひきやまっぷ」の実証実験をしました。


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