入試情報

|掲載日 2021/04/15|掲載内容有効期限 —-/–/–|担当者 学生課教務係|

 

 

校長から皆さんへ

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校長 植松 康

 高専は、中学校を卒業した15歳の若き俊秀を集めて5年間の一貫教育を行い、大学卒業より2年早く、大学卒業と同じレベルの知識を身に付けた技術者として世に送り出すことができる高等教育機関です。
 秋田高専は、今を遡る50余年前の昭和39(1964)年4月に国立の工業高等専門学校として創設されました。以来、7,800余名に及ぶ卒業生が国内・外に雄飛し、技術者・研究者として第一線で活躍しており、各々が高い評価を得ております。
 秋田高専は平成29年度に、従来の4学科制から、学年の進行により専門を深めてゆく1学科・4系・8コース制への学科再編を行いました。推薦入試、学力試験入試で入学を許可された1年生は、創造システム工学科という一つの学科に入学し、1年生終了時に、従来の4学科に相当する機械系、電気・電子・情報系、物質・生物系、土木・建築系の4つの系に学生の志望に応じて配属されます。
 学修体制としては、1、2年生の講義授業中心から、3年生以降、徐々に演習、実験、実習がバランス良く組みこまれたカリキュラムとなります。さらに4年生、5年生になると、専門コースに分かれて、授業の他に基礎研究と卒業研究も始まります。ここでは学生が数名ずつ教員の研究室でマンツーマンの指導を受けながら最先端の研究をおこないます。研究指導に当たる教員は殆どが博士号を有しており、学生は深い専門性を身につけます。本科での5年間を終える頃には皆さんは自立して困難なことに挑戦する、創造力溢れる実践的技術者になります。
 本科の5年間を終えた卒業生の約6割は就職します。毎年就職希望者の26倍程度の求人がありますから、企業から秋田高専卒業生への期待の大きさが分かります。一方、卒業生の約4割は秋田高専の専攻科に進学するか大学の3学年に編入学します。
 専攻科に進学すると一段と高度な授業と研究が始まります。そして専攻科修了時には、大学卒業と同様の学士の称号を得ることができます。専攻科修了生の約4割が大学の大学院へ入学します。また専攻科修了生への企業からの求人倍率は90倍を優に超え、ここでも秋田高専専攻科生への期待の大きさが分かります。
 本科を卒業して大学3年に編入する学生、専攻科を修了してから大学院に入学する学生の進学大学は、長岡技術科学大学、豊橋技術科学大学、岩手大学、秋田県立大学、秋田大学、東北大学、新潟大学、千葉大学、東京工業大学、電気通信大学、筑波大学等です。
 以上のように、秋田高専の本科卒業生と専攻科修了生には、企業からも大学・大学院からも熱いまなざしが注がれています。秋田高専で皆さんの力を磨き科学技術立国日本を背負って国際社会で存分に活躍してみませんか。皆さんのチャレンジを期待しています。

 

 

学生の概況 | 本科の卒業後の主な資格 |

 


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