寮生活上の注意事項について

1.諸規則の遵守

寮生は、学則のほかに、共同生活をする上で、必要な寮独自の規則を守らなければなりません。
 学則違反が確認された場合は、停学等の懲戒処分が科させるとともに、個々の事例に応じて停寮等寮独自の指導を行う場合がありますので、通学生以上に高いモラルと誇りを持って生活してください。

 なお、寮独自の禁止行為をあげておきますので、留意の上、安全な寮生活を送ってください。 以下の行為は度重なったり複数件発生すれば退寮処分もありえますので、しっかりと念頭に置いて気を付けてください。

  • 不当使役
  • 金品を賭け、勝ち負けを争う遊び(麻雀など)
  • 男女寮生の立ち入り禁止区域への侵入及び招き入れ
  • 寮外者の招き入れ
  • 一定以上の無断欠課
  • 帰省、外泊、外出届の虚偽記載及び入力
  • 点呼後の無断外出(21時~7時30分)
  • 点呼時の遅刻及び不在(やむをえない事情により事前申請がある場合を除く)
  • 無届帰省及び無届外泊
  • 合鍵の作成、所持
  • 持込禁止物品の所持・使用
  • 寮施設・設備への落書き及び故意による破損・工作等
  • 廊下等共有区域への私物放置
  • 寮内土足及び自室入口前の履物の脱捨て等
  • 決められた担当業務(掃除当番給食当番等)について割り当てを無視し参加しない
  • 入浴、食事時間等に関して時間を守らない行動
  • 上記のほか、寮の風紀を著しく乱す行為

2.日課

 規則正しい寮生活を送れるように、青雲寮では日課を定めています。

3.帰省、外泊、外出の手続き及び帰寮報告

(1)帰省について

  • 休日などに帰省するときには、前もって外泊・欠食・点呼システムに入力すること
  • 翌日が出校日の時は、原則として帰省は認めない。ただし、緊急時やしかるべき理由があるときは、「外泊・外出許可願」を提出して寮務主事の許可を得てから帰省すること。(土、日曜日の休日に帰省したときに、月曜日の朝に帰寮することは認めない)

(2)外泊について

  • 外泊を希望するときは、「外泊・外出許可願」に行先・目的・連絡電話番号・帰寮予定時刻を記入し、寮務主事に前もって提出し、許可を得ること。
  • 翌日が出校日の時は、外泊は原則として認めない。

(3)外出について

  • 外出によって、帰寮が夜の点呼後(午後9時以降)になることが予め予想されるときは、遅くとも外出日の日の昼休みまでに、行先・目的・連絡電話番号・帰寮予定時刻を「外泊・外出許可願」に記入し、寮務主事に提出し許可を得ること。ただし、その外出が、夕方5時以降や休日における緊急的なもので、寮務主事の許可を前もって得ることができないときは、宿直教員等にその願いを提出して許可を得ること。
  • 夜の点呼後の外出については、「外泊・外出許可願」を宿直教員に提出して許可を得ること。
  • 上記については、午後10時30分までに帰寮することを原則とする。

(4)帰寮報告について

  • 外出、帰省、外泊のいずれであっても、点呼後に帰寮したときは、必ず宿直教員に速やかに帰寮報告をすること。
  • 外泊・欠食・点呼システムに入力したことを変更して、予定より早く帰寮した場合は、速やかに外泊・欠食・点呼システムの内容を変更し、必ず宿直教員等に帰寮報告をすること。

(5)その他留意事項

  • 門限は午後9時である。
  • 許可願を提出することにより外出や外泊が許可されると、その内容が外泊・欠食・点呼システムに反映されるているか確認すること。なお、同システムへの入力は余裕をもって行うこと。
  • 届出の日時に帰寮できないときや、やむを得ず帰寮が夜の点呼に間に合わない場合は、電話等の方法で宿日直教員等に連絡し、帰寮後、速やかに必ず報告すること。
  • 外泊・欠食・点呼システムに入力がなく、点呼時に不在の場合は、電話で所在を確認する。

教員宿直室℡:018-847-6024

4.外泊・欠食・点呼システムへの入力

(1)外泊・欠食・点呼システムへの入力方法

   入寮時に配付された「青雲寮外泊・欠食・点呼システム」用紙に記載されたURLにパソコン (スマホ) からアクセスする。ログイン画面が出たら、上記の用紙に記載された「ID」と「パスワード」を入力して「ログイン」ボタンを押す。メイン画面に切り替わったら「V」ボタンで「外泊・欠食登録」を選び、外泊・欠食登録可能な箇所に□チェックボックスが付いているので「✓」チェックを入れて「登録」ボタンを押し、「備考 (理由)」欄に「帰省」と入力することで入力完了。

外泊は, 当日の21:00まで登録可能。欠食は、7日前 (土日祝日等を除いてカウント) の13:00まで登録可能。営業日のみの登録となるので、土日分の欠食登録は祝日をはさまない場合、木曜日までに済ませること。

(2)外泊・欠食・点呼システム入力における注意事項

  1. 週末の金曜日に帰省して日曜日に帰寮するときは、金、土曜日 (2日間) の□に「✓」チェ ックを入れ、備考 (理由) 欄に「帰省」と入力する。(日曜日の□に入力する必要はない。)ただし、特別な事情で帰寮予定日時が日曜日の夜の点呼 (9時) 以後になる場合は, 前もって「外出許可願」を提出しなければならない。
  2. 祝祭日などによる帰省の届けも、上記1に準じて行うこと。
  3. クラブの対外試合や就職試験・受験などのため、平日に外泊するときや早朝 (朝の点呼前)   に出発するとき、帰寮が夜の点呼後になるときは、いずれも前日までに「外泊・外出許可願」 または「団体外泊・外出許可願」を提出すること。

5.アルバイトについて

 寮生がアルバイトをするときは、「アルバイト許可願」を学級担任及び寮務主事に提出し許可を受けた後、最後に学生主事の許可を得てから行うものとする。許可されても夜点呼までに帰寮しなければならないものとする。従って、「アルバイト許可願」には夜点呼までに無理なく帰寮できるアルバイト時間帯を申請すること。ただし、次の場合は夜点呼後の帰寮を認めることがある。

(1) 4年生以上 (専攻科生を含む) であって、 次のいずれかの条件を満たすとき。

  1. 直近の学期において授業料免除を申請して許可されたか又は免除基準の範囲内にあったとき。
  2. 日本学生支援機構またはそれに準ずる基準で認められる奨学会の奨学生であるとき。

 (2) 経済的理由により学費の工面が難しくなったと判断されるとき。

ただし、以下のことに注意すること。

  1. 上記1については、4、5年生は21時30分までに、また、専攻科生は22時30分までに 帰寮するものとする。2については、帰寮時刻は個別に対応して決めるものとする。いずれも「外出許可願」を提出し、帰寮後に速やかに帰寮報告をするものとする。
  2. 上記1、2を満たしても、生活面および勉学面に問題があると判断されるときは許可しないか許可を取り消すことがある。

   また、閉寮期間中 (長期休業中) における扱いは以下のように定める。

  1. 帰省中であるときは保護者の監督下にあるので、通学生と同じ扱いとする。
  2. 残寮寮生については、開寮期間中と同じ扱いとする。

 

6.各種当番

 当番は、各棟から各々寮室毎の輪番制で選ばれ、一週間交替で、風呂掃除当番などを行います。事情があって、当番の仕事ができない場合には、必ず他の寮生と交替し、事前に副寮長や厚生委員長に連絡してください。ただし、女子棟内の風呂および共同区域の掃除当番については、女子寮棟長が割り当て、所定の場所に掲示します。

  1. 風呂当番:男子寮生は決められた時間の間に、浴室の掃除を行い、終了後は宿直教員に連 絡して施錠をしてもらう。女子寮生は、寮棟長が割り当てた掃除当番に従い寮棟内の浴室の掃除を行い、終了後は施錠をする。
  2. 掃除当番:ブロック毎に割り当てられた共用区域内の廊下、階段、トイレ及び洗面所などの掃除を行う。掃除する場所は、男子寮については厚生委員長、また女子寮については寮棟長がそれぞれ割り当て、所定の場所に掲示する。
    ゴミは、 分別方法を厳守し、各棟洗面所のポリ容器に入れる。なお、ゴミの分別と収集日については、次項の「7. ゴミの分別方法とゴミの収集日」で詳細に述べる。
  3. 食堂当番:当番に当たっている寮生は夕食後、食堂の掃除を行い、終了後は宿直教員に連絡して施錠してもらう。

7.ゴミの分別方法とゴミの収集日

秋田市のゴミ収集ルールを遵守すること。

寮生の皆さんは、各棟の各階に設けてあるポリ容器に指定されたゴミを入れてください。ポリ容器にはそれぞれのゴミの種類を表示したシールを貼ってあるので、指定されたゴミだけを入れるように守ってください。

毎週、月曜日と木曜日に委託の業者が各棟のゴミを集積場所 (西1棟西側) へ運びます。ゴミの分別が守られていないと業者は運んでくれませんのでくれぐれも注意してください。

なお、古紙類 (雑誌、ダンボール等の雑誌) は秋田市ルールのとおり分別し、管理棟と東1棟の間にあるプレハブの中に整理して出してください。

粗大ゴミは若干費用がかかりますが、市が引き取ってくれます。費用や手続きについては、寮務係に問い合わせてください。

 

8.健康管理

共同生活では、感染性の病気は特にこわいものになります。食堂・トイレには石鹼液があります。食事前・用便後の手洗いの徹底をお願いします。先ず、病気にかからないように、毎食きちんと食べ、早寝早起きを励行し、常に清潔を心がけ、病気にかかったら、早期治療が一番です。身体の調子が良くないときは、早めに寮務係、宿直教員等に申し出てください。                   

健康維持のため、除湿器や加湿器など必要なものは各自で適宜準備してください。

感染症・ケガ等感染症、ケガ等を患った場合はただちに連絡してください。
常備薬自分の体調・体質に合わせて風邪薬・胃腸薬・カットバン等は各自で用意してください。
健康保険証病院を受診する場合に備えて用意しておいてください。
保健室ケガや気分が悪くなった時などの救急処置を行います。
時間は、月曜日から金曜日 8時30分〜17時00分
医療機関の受診予約や問い合わせは自分で行ってください。また、受診は一人あるいは保護者同伴で行ってください。

なお、以下の症状が発生したときは、できるだけ早く保護者に迎えに来てもらい、必要に応じて医療機関を受診し、自宅療養をして体調が回復したうえで寮に戻って来てもらうこととなります。

  • 発熱した場合
  • 体調不良により通常の寮生活に支障がある場合
  • 感染症に罹患した場合
  • その他、自宅療養が必要と判断された場合

9.私物と金銭の管理

  • 居室を留守にするときは、必ず施錠する。鍵の管理は十分気を付けること。
  • 自分の所持品には、全て明確に記名すること
  • 高価なものを所持したり、安易に持ち物を増やさない。不要になった物は自宅に持ち帰り、居室には必要最小限の物のみ置くこと。
  • 余分な金銭を持たないこと。諸納金は早めに払ってしまうこと。
  • 私物を共有区域に置かないこと
  • 貴重品は極力、セーフティboxを利用すること

10.届いた郵便物・小荷物の取扱い

  • 郵便物及び小荷物は、事務室が受け取り本人であることを確認した上で手渡します。なお事務室は平日の8時30分~17時のみ対応していますので、それ以外の時間帯に配達員からの受け取りや寮生への受け渡しは行っていません。そのため休日や時間外に届くことがないようお願いします。
  • 送ってもらう荷物は寮生活に必要な物に限るものとして、それ以外は自宅に送ること。
  • 代金引換や着払いは不可となっています。
  • 事務室で受け取った郵便物・小荷物は、食堂入口横の掲示板にてお知らせします。早めに受領してください。

11.欠食

  •  帰省、その他特別な事情で外泊し欠食するときは、7日前 (※土日祝日等を除いてカウント) の13:00までにインターネットを利用した外泊・欠食・点呼システムで入力してください。入力は、おおよそ1ヶ月前から行えます。
  •  欠食は、休業日翌日の朝食から休業日前日の昼食までと、学校行事及び寮の行事のある日は原則として認めていません。ただし、合宿研修などの学校行事に参加する場合、その他特別な事情があると認められたときはこの限りではありません。
  •  欠食を入力して在寮することは認めません。
  •  欠食払戻金は、3食以上連続して欠食した場合、3食につき1日分の食材費相当額を返金します。払戻金は、4月から9月分を合計し10月に、10月から3月分を合計し3月に精算します。10月分・3月分の給食費から欠食金を差し引いた金額を保護者名義の口座から引き落とします。
  •  特別な事情で平日に欠食したい場合は「欠食届」の用紙を7日前 (※土日祝日等を除いてカウント) の13:00までに寮務係に提出してください。また、病気などのため長期間欠食するときは、寮務係に申し出てください。

12.諸願届

種類時期備考
入寮願1月学級担任 (指導教員) の捺印をもらい提出
退寮願その都度学級担任 (指導教員) の捺印をもらい5日前までに提出
外泊・外出許可願前述の「3.帰省、外泊、外出の手続き及び帰寮報告」参照
自転車登録申込書登録手続きをし、ステッカーを貼る
弁当依頼書7日前 (土日祝日等を除いてカウント) の13:00までに届けること⇒ 給食委託業者に提出
欠食届7日前 (土日祝日等を除いてカウント) の13:00までに届けること (特別な事情で平日に欠食する場合に限る) ⇒ 寮務係に提出
在寮証明書申し出日より2日後に交付
施設設備使用許可願1週間前までに届けること
夕食時間外喫食届卒業研究,クラブ活動のため夕食時間に間に合わない場合、7日前 (土日祝日等を除いてカウント) の13:00までに届けること。1ヶ月単位で提出してもよい。⇒ 給食委託業者に提出

13.持込物品

14.パソコンコーナー

 授業の予習復習や課題・レポート作成、インターネットを利用した情報収集・情報交換等に活用してもらう目的で、パソコンコーナーを開設しています。各自はルールをよく理解したうえで譲り合って使ってください。

利用上の主な注意点は以下のとおりです。

  • 寮設置のパソコンは共有の設備です。乱雑に扱わず大切に使用すること
  • 利用できる時間帯は、午前8時30分~午後10時までとします。
  • 利用には、情報処理センターで使用するユーザー名とパスワードが必要です。インターネット閲覧履歴等は全てセンターに記録されるので使用に際しては十分注意すること。
  • パソコン本体や周辺機器に不具合が発生した際は、寮生会役員または寮務スタッフに連絡すること
  • 上記の趣旨から著しく外れた利用等が度重なった場合、該当者のパソコンコーナー利用を禁止、パソコンコーナーの閉鎖も検討することがあるので注意すること

15.寮棟の臨時閉鎖や学級閉鎖等による自宅待機について

 寮内でインフルエンザや新型コロナウイルスなどの感染症者が一定数を超えた場合、寮棟は閉鎖となり、閉鎖が決定されたその日のうちに自宅等に帰ってもらわなければなりません。この場合、感染をしていなくても、該当する棟の寮生は登校して授業に出ることはできず、自宅待機となります。また、同様に学級閉鎖等があった場合も同じく、感染をしていなくても該当のクラスの閉鎖が決定されたその日のうちに自宅等に帰ってもらわなければなりません。
 なお、いずれの場合においても、帰寮は原則閉鎖が解除される日以降とします。

15.退寮

 退寮を希望する場合は、保護者及び学級担任の了解を得て「退寮願」にそれぞれの署名と捺印をもらい、退寮の5日前までに寮務係に提出してください。
 就学途中で退寮すると、自宅通学以外の場合には、大きな生活変化を伴い、生活の乱れなどが懸念されますので、保護者、学級担任、寮務関係者とよく相談してください。