日本の高等専門学校(高専)が長年培ってきた実践的技術者教育のノウハウを国際的に展開するため、タイ高専(KOSEN-KMITLおよびKOSEN KMUTT)の運営を強力に支援しています。この支援の柱の一つが、日本の高専から経験豊富な教員を現地に派遣し、タイ人教員への指導・研修を通じて教育の質の向上を図ることです。

 秋田高専からも、2023-2024年、2025-2026年にそれぞれ教員1名を派遣してタイ高専の教育活動ならびに教育システムの改善について支援しています。

 本企画「タイ高専派遣だより」では、現在タイ高専に派遣されている野澤正和教員が、現地での日々の活動やタイ高専の様子、そしてタイでの生活について、直接皆様にお伝えします。派遣教員の目を通して、タイ高専の教育現場のリアルな状況や、国際協力の最前線で奮闘する教員の姿を感じていただければ幸いです。

野澤正和(機械系 現・機構本部国際参事補)

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