風力発電を切り口として、高専の強みをいかした次世代の技術者育成を目指す「COMPASS5.0(次世代基盤技術教育のカリキュラム化)洋上風力に関わるエネルギー分野」(以下、「COMPASS5.0(風力)」)の合同記者発表会を令和6年11月21日に開催しました。COMPASS5.0(風力)拠点校に選定された秋田高専・函館高専・八戸高専と高専機構本部をオンラインでつなぎ、報道各社の記者の方に人材育成の方針、事業の進め方を説明いたしました。
記者発表会では、高専機構谷口理事長から、高専の概要や洋上風力業界との連携についての説明があり、続いて八戸高専土屋校長から事業概要が説明されました。その後、3高専校長による各校の取り組み紹介が行われ、秋田高専高橋校長からは、「国内外の再生可能エネルギーの将来を自律的に切り拓ける人材育成が秋田高専の狙いです。再生可能エネルギーの専門知識、プロジェクト全体像を俯瞰できる視野、コミュニケーション力・語学力を身につけた人材を育成します。地元をはじめとする国内外産業界の方々、大学、行政等に協力いただき、国内外に開かれた人材プラットフォームを目指します。」との説明がされました。
各校長からの説明に続き、オンライン参加者を含む報道各社との質疑応答が活発に交わされ、秋田高専には「グローバルキャンプ」についての質問などがあげられ、高橋校長は「国内外の高専から秋田高専に来ていただき、風力発電を契機としていろいろな考えを持つ学生同士の交流を進め、新しいアイデアの創出や研究を進めていきたい」と回答するなど、盛会のうちに終了しました。
記者発表プレスリリース(令和6年11月8日)については以下もご覧ください。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000414.000075419.html