令和8年10月2日(金)、本校大講義室にて本科2年生の全学生を対象としたキャリア講演会を開催し、講師として大阪府立工業高等専門学校(現 大阪公立大学工業高等専門学校)出身である東京大学大学院工学系研究科精密工学専攻 准教授の道畑正岐先生をお招きしました。
 講演では、「高専に入ってよかったこと、その後」と題し、高専の先輩という立場から、ご自身の高専時代の体験談や今後の進路選択・キャリア形成に関する講話が行われました。
 はじめに、高専の大きな魅力として実習の充実や教員と学生の距離感の近さに触れられたほか、就職や進学といった進路選択においては、どこで働くか以上に「なぜ働きたいのか」「自分は何をしている時が一番楽しいのか」といった自己理解を突き詰めることの大切さが伝えられました。
 また、周りに流されず自らの意志で高専を選択した学生の希少性(1%の選択)について言及され、自分を高められる良い環境に身を置くことや、海外留学へ積極的に挑戦することの意義が語られました。
 最後に、分野を問わず社会で求められる力として「当たり前のことを当たり前にできる力(コミュニケーション能力、理解力、発信力、想像力)」が挙げられ、「決めたらやる、楽しんでやる」という意識を持ち、どのような事柄であっても工夫して楽しむ姿勢の大切さが強調されました。
 今回の講演会は、本校の学生にとって自らの進路やキャリア、今後の高専生活の心構えについて深く考える貴重な機会となりました。