1.高等専門学校の教育研究上の目的に関すること。

2.教育研究上の基本組織に関すること。

3.教員組織,教員の数並びに各教員が有する学位及び業績に関すること。

4.入学者に関する受入方針及び入学者の数,収容定員及び在学する学生の数,卒業又は修了した者の数並びに進学者数及び就職者数その他進学及び就職等の状況に関すること。

5.授業科目,授業の方法及び内容並びに年間の授業の計画に関すること。

6.学修の成果に係る評価及び卒業又は修了の認定に当たっての基準に関すること。

7.校地,校舎等の施設及び設備その他の学生の教育研究環境に関すること。

8.授業料,入学料その他の高等専門学校が徴収する費用に関すること。

9.高等専門学校が行う学生の修学,進路選択及び心身の健康等に係る支援に関すること。

学生の修学にかかる支援に関する取組
  • 「秋田工業高等専門学校における障害学生に対する修学支援要項」に基づき、身体障害、知的障害、精神障害(発達障害を含む)その他の心身の機能の障害があり、障害及び社会的障壁により継続的に日常生活又は社会生活に相当な制限を受ける状態にある学生から支援の要請があった場合に(1)障害の現状把握に関すること、(2)学習状態、学校生活および寮生活に関すること、(3)就職活動の支援に関することなどの支援を実施している。
  • 「秋田工業高等専門学校授業料等免除及び徴収猶予に関する規則」に基づき、経済的理由などにより納付が困難な申出者の免除、徴収猶予及び月賦分納を実施している。加えて、専攻科入学予定者のうち、日本学生支援機構の給付型奨学金を希望する者については、同奨学金への応募を確認のうえ、採否が決定するまで、入学料及び前期授業料の徴収を猶予している。

 

進路選択にかかる支援に関する取組
  • 学生に現場における生産の技術を総合的に修得させ、技術者としての在り方や自発的な研究態度を養うことを目的とする「校外実習(インターンシップ)」を実施している。
  • 更に、向上及び施設の設備、生産工程等見学し、学校で習得した専門の知識、技術をより効果的に向上、発展させるとともに実社会の生きた知識を身に着けさせることを目的に、授業の一環として「工場見学旅行」を実施している。
  • また県内就職定着を目的とした「県内企業説明会」の実施、及び4学年学級担任が保護者面談を実施し、進路指導を行っている。

学生の心身の健康等にかかる支援に関する取組
  • 保健室では、常勤看護師に加えて非常勤看護師を配置し、保健室機能を強化して緊急体制の万全化を図り、さらに健康管理における個別指導やメンタルヘルスの問題への対応等、学生に対する支援の充実を図っている。
  • 学生相談室では、学内の相談室に加え、精神科医、専門のカウンセラーを配置し、学校における保険管理に関する専門事項について適切な助言及び指導をいただき、学生の心の悩み等に総合的に対応している。あわせて、アンケート・調査を行い、必要な学生に対して面談を行う等、問題の早期発見に対応している。