教員紹介

丁 威

Wei Ding
土木・建築系 国土防災システムコース 講師・博士(工学)
授業担当科目
数学IIB、鋼構造学、コンクリート構造学、構造力学特論
所属学会・協会
なし
専門分野とこれまでの研究
建築構造学が専門分野です。大スパン屋根は一般に固有振動数の低下をもたらし、共振効果によって動的応答を増加させる。また、屋根の振動によって付加的な空気力、すなわち「非定常空気力」が発生し、その非定常空気力を定量的に把握できれば、屋根と風との相互作用を考慮した合理的な耐風設計が可能となる。本研究では、大空間構造の基本形として二次元円弧屋根を対象とし、境界層乱流中において逆対称1次モードで振動しているとき、屋根面に作用する非定常空気力の特性を風洞実験と数値流体解析により把握し、空力剛性係数並びに空力減衰係数として評価した。次に、このようにして得られた空力剛性係数並びに空力減衰係数を、屋根に対して行われる通常の動的応答解析の中に組み入れる方法を提案した。
現在の研究テーマ
1. 風と屋根相互作用を考える独立上屋の風荷重に関する研究
2. オイルタンク群に作用する津波荷重及び耐津波設計に関する研究
技術相談に応じられるキーワード
1. 建築物の風荷重と耐風設計
2. 流体数値解析(CFD解析)
3. 構造物の耐津波設計


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