校訓(本校の紹介)

|掲載日 2018/10/18|掲載内容有効期限 —-/–/–|担当者 総務課総務係|

 

創造  誠実  責任

  健康  研究  協働

 

    創造性豊かな実践的技術者の育成

 

本校は昭和39年4月に国立の工業高等専門学校として創設され、平成16年4月から独立行政法人国立高等専門学校機構秋田工業高等専門学校となった。
工業高等専門学校は、深く工業に関する専門の学芸を研究教授すると共に、特色のある5か年間の一貫した教育によって、職業に必要な素質と能力を育成し、豊かな教養と高度の専門技術を身につけた技術者を養成することを使命としている。

本校は機械工学科・電気情報工学科・物質工学科・環境都市工学科の4学科よりなり各学科とも1学年1学級でそれぞれ40名を定員としている。従来の大学とは異なる独特の教育体制のもと、高等教育機関として、高度の教育水準を保持し、基礎科目とともに実験・実習を重んじ、充実した実践的専門教育を行っている。

このため、本校では特に校風樹立の着眼点として、『創造・誠実・責任』と『健康・研究・協働』の校訓が掲げられた。これは、新しい科学技術と技術者としての素養、実践力と持久力、そして創造的能力と豊かな教養を身につけることにより、はじめて専門技術者として社会の発展に寄与することができるという本校の教育精神を表したものである。

近年の著しい科学技術の進展は、21世紀における技術者像に大きな変化をもたらしつつある。このため、本校の教育においては、教育及び専門知識・技術の修得に加え、自立した人間形成を基本に、新しいことへの挑戦する心、異分野の総合に必要な協調性と総合力及び自由な発想とそれを実現する創造力の養成『自立・挑戦・創造』を教育の基本理念として新しく掲げ、21世紀にふさわしい社会倫理を理解し、プレゼンテーション能力を有する創造性豊かな実践的技術者を育成している。

平成18年度、本校の教育理念に基づく「創造工学システムプログラム」が日本技術者認定機構(JABEE)において教育プログラムととして認定された。

工業高等専門学校を卒業すると準学士の資格が与えられる。卒業後、さらに進学を希望する学生のためには、大学への編入学とは別に、平成6年度に、本校に修業年限2年の生産システム工学専攻と環境システム工学専攻の2専攻で構成する専攻科が設置されている。この専攻科を修了すると大学評価・学位授与機構の認定により、大学卒と同じ工学士の学位が与えられる。

今後は、それぞれの高専の個性化、活性化、教育研究の高度化に更に努めることが期待されている。
本校においても、特色ある教育活動の展開や学生サービスの向上に、更に一層努力していきたいと考えている。


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