本校教員がCEREALS ＆ GRAINS ASSOCIATION 主催の2023 Starch Round Table において講演を行いました。

　令和5年10月15日～10月17日にハイアット・リージェンシー・シカゴ・オヘア(アメリカ・イリノイ州)で開催されたCEREALS ＆

GRAINS ASSOCIAITON(穀物協会)主催の「2023 Starch Round Table(スターチ ラウンド テープル)」において、本校物質・生物系クロフツ尚子准教授が講演を行いました。

　本会議は様々な植物における、澱粉の生合成メカニズム、澱粉の構造と機能、澱粉の利用における最新の研究内容について、大学や企業の研究者が議論することを目的に隔年で開催されるものであり、今年度は40周年となる節目の会となりました。アメリカ・カナダ・ドイツ・デンマーク・フランス・オランダ・オーストラリア・タイ・インドネシア・台湾・中国・日本など世界各国から約100名が集いました。

　クロフツ准教授による講演は米の澱粉生合成メカニズムと澱粉の構造や物性との関係、特に、健康増進効果が期待される難消化性澱粉やモチ米の利用用途を決定づける硬化性に関する内容で実施されました。

　他の参加者との交流を図るとともに、関連する研究に対する知識を深める貴重な機会となりました。